Re: 真面目にアホらしく考える。 - すぎな

2018/10/03 (Wed) 22:01:15

西加奈子「舞台」のなかで、
(おもしろい作品でした。一気読み）
「人間はスキップしながらは、ネガティブに
　なれない、というけれど、少数派の僕はなれる」
というくだりがあって、やってみたら、確かに
気持ちが楽しげになる。
見てるひといわく、笑ってたらしい。

スキップは、意外と手足の動きに意識を持ってかれる。
なるほど、悩みながらスキップはしにくいかもしれん。
例えば、
「この信号待ちでは、その場スキップをして待つこと」
「この道路の、緑色の区間はスキップで通ること」
などの法律が出来たら、世界の人口の何パーセントかは、
元気になるかもしれない、と思った。

管というか筒というか - ツヅル

2018/11/02 (Fri) 19:29:19

何かの本で読んだ受け売りですが。

ヒト(動物)は所詮、突きつめれば口ではじまり肛門でおわる「管」にすぎないんだと。
そう考えると、ただの管にしてはじゃらじゃらいろんなものぶらさげてたり揺さぶられたり、けっして乏しくはないなあ、いろいろ持ってるなあ、と思って何だかちょっと笑えた。

「自分には何のちからもない、何も持ってない」と悲嘆に暮れがちな時このことを思い出すと、管にプラスで何かは持ってるよなあ(だからって何がどうなるわけでもないけど)、って少しだけ冷静になれる。

ちょっと元気な時は「なるべくじゃらじゃらしてないシンプルな管に近づきたいな」って思ったりもする。

「自分は口からはじまり肛門でおわる」って、一回真面目に想像してみたら何か肩の力が抜けたような、いい意味でアホらしい気持ちになった。

気まぐれにやってみた方は、よければ感想教えてください。笑

Re: 真面目にアホらしく考える。 - すぎな

2018/11/02 (Fri) 21:43:25

ツヅルさん、投稿ありがとうございます。
なるほど、確かに真面目にアホらしく
考えてみると、ぐーんと伸ばしたら、
人間はいっぽんの管ですね。

いろいろあった時に、
「結局はじぶんの足で立つしかないのだな」
と、改めて強く感じた時があって、その時、
実際に立っている時に、足の指先に
ぎゅっと力を入れて立つことを意識してました。

地面を足の指で掴むようなイメージで
立つと、
「ああ、これがじぶんで立つということか」
と、しみじみと感じて、背筋がピンと
します。がんばろう、と思います。

些細なことですが、時々、思い出すように
して「当たり前のこと」を意識してみると、
なかなかおもしろいものですね。


こどもの頃から時折思うのは、

「わたしが見ている世界と、ひとが
　見ている世界は違う。
　
　たとえば、りんごの話をしていても、
　赤のりんごを思い浮かべるひとも
　いれば、青りんごのひともいるだろう。

　餃子は美味しいよね、そうだよね、
　って盛り上がったとしても、
　そのひとが思う餃子の味は、
　わたしの思う餃子の味とは、
　違うものであることの場合がほとんどだ。

　そう考えると、おなじ世界を共有して
　いるつもりでも、みんなそれぞれ、
　違う世界で生きているのだ」

ということ。こういうのって、哲学って
いうのかな。

中・高生の頃、すごく好きな男の子がいて、
その子とはそんな話ばかりしてました。
当時のテーマでいちばん印象に残って
いるのは、

「絶対は絶対にないけれど、
　後者の絶対だけは存在する」

というもの。これはなかなか、おもしろい
テーマでした。

＞すぎなさん - ツヅル

2018/11/04 (Sun) 09:12:52

すぎなさん、お返事ありがとうございます。

最近よく意識にのぼるのは「自分の生身の身体ひとつさえあればそれでじゅうぶん」というフレーズです。これはすぎなさんの「じぶんの足で立つ」という言葉と近いのかなあ、となんとなく感じました。

中高生の頃にそのような話ができる相手がいたこと、すごくうらやましく思いました。ちなみにその年代の頃の私は、そういう話のおもしろさにまだ目覚めていなかったですね。本人はそれなりに日々必死だったけど、必死すぎてそういうチャンネルの開局にはだいぶ時を要した感があります。

「絶対はないけれど〜」、まさにこういう話をいろんなひととしたいなあ、できないかなあと思って生きています。笑
自分語りになってしまいましたが…、また思いついたら投稿させていただきます。

Re: 真面目にアホらしく考える。 - すぎな

2018/11/04 (Sun) 18:00:17

からだひとつで十分。カッコいい言葉ですね。
またの投稿、お待ちしております！

Re: 真面目にアホらしく考える。 - すぎな

2018/11/08 (Thu) 20:53:53

アンパンマンについて、時々真剣に
考えます。
バイトに行く前にアンパンマンが
やってるので、大体週１で見てる。
いつも疑問がわいてくる。

「チーズだけなぜ喋れない。かばだって
　うさぎだって、天丼だってしゃべるじゃないか。
　おまけにあいつは、時には運転だってする。
　でもどうして、あの位置なんだろう・・・」
チーズが不憫でならない。
キティちゃんが猫のくせに（失礼）
猫を飼っている設定と同じような、
もやっとした気持ちになる。

「この世界は、通貨があるんだろうか」

特殊能力を持ってる、というか、じぶんの
身体的特徴とおなじものを作ったりしてる
キャラが多いけれど、みんな、「配達」や
「あげる」だけで、「売ってる」を見た
ことがない。お金の概念がないのか。
この世界はどうやって、成り立っているん
だろう。

この質問を、同じくたまにアンパンマンを
見ている社員さん（２９歳・男性・既婚）に
ぶつけたところ、
「本当だ！！見たことない！！」
でも疑問は解けませんでした。

最先端の暮らしをしているひとびと（？）
なのかなあ。

バイキンマンを、根本的に「やっつけない」
のは、作者のやなせたかしさんが、
「菌も大切なもの。だから無くさない」
というモットーで作ってると読んだことがある。
ひょっとしたら、チーズやお金についても、
深いテーマが隠されてるのかなあ。