寄り合い板

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テーマトークの場です。 テーマにそった投稿、聞いてみたいテーマや お話してみたいテーマの投稿もどうぞ

テーマ「ひとにどう思われるかが怖い」 - すぎな

2018/08/18 (Sat) 22:30:39

お互いにひきこもりと不登校の経験がある
初対面の方に自己紹介をする機会があって、
その時に、
「ずいぶん長い間、ひとが怖かった。
 近所に住むひとですら、怖かった」
というお話を聞きました。

ああ、そうだった、と思い出しました。
そしていまでもすこし、その気持ちは
残っています。

ひきこもりの初期に、いっしょに買い物に
行った父が言いました。
「お店のひとと話すのは、全然なんとも
 ないんだなあ」
その瞬間、
「だってその場限りのことだもん」
そう答えているじぶんに、驚きました。

そうか、わたしがいちばん怖いのは、ひとに
どう思われるかなんだなあ。
ひきこもってるヤツ、不登校したヤツ。
そんな風に思って、見られることが
怖いのだなあと、再認識した覚えがあります。

このテーマについては、いろんな投稿が
出来そうですが、本日すぎなはここまで。

皆様のご参加お待ちしております。

Re: テーマ「ひとにどう思われるかが怖い」 - すぎな

2018/08/19 (Sun) 21:11:46

接客や販売がメインの、現在のバイトを始めた頃、
まだまだ「ひとが怖い」「ひきこもりや不登校の
過去を知られたらどうなるか」という気持ちが
いっぱいでした。

それまでに高齢者向け住宅での食事作りの
バイトを経験したり、同じ経験を持つ方々と
実際に集う場所に通ったことで、
完全なるおうちベースの頃よりも、ひとへの
恐怖心は薄らいでいましたが、やっぱり、
とても不安に感じていました。

どんな答え方をしたり、動きをしたら、
「一般的な~歳のオトナ」として、
違和感なく見てもらえるだろうか。
どんな言動をしたら、「変なひと」として
見られてしまうだろうか。
そんな緊張感で肩に力が入っていました。

同期さんのひとりが、なぜか
「このひとは怖くない」と直感で思えた
ことが幸運でした。
過去は語らないまでも、当時悩んでいた
人間関係のトラブルを相談できたことが
きっかけで、ずいぶん心の距離が近づきました。

もうひとつの幸運は、当時の社員さんや
学生バイトの子たちが、年上のわたしにも、
気さくに接してくれたことでした。

いまでもはっきりと覚えているのは、
残業でポップを頼まれた時のこと。
社員さんたちと並んで机に向かいながら、
とりとめもない雑談をしている風景です。

「ああ、わたし、じぶんがひきこもりだった 
 ことを知らないひとといっしょに、
 時間を過ごしてる。喋ってる。笑ってる」

考えてみると、それは高校を中退して以来、
たぶん初めての経験でした。
緊張しながら、とても不思議な感覚でいたのを
覚えています。

その後、実際に、ひきこもっていたことを
話した相手は、バイトで出会ったひとの
なかでは数人です。
それもうんと時間が経ってからです。

同期さんに話す直前のこと。ふたりきりで
ランチをすることになった時、
「もし、わたしがひきこもってたことを
 話したら、関係性は変わっちゃうのかな」
とおともだちにこぼしてみました。

不登校をした途端、同級生やその家族、
近所に住むひとたち。
たくさんのひとたちが、一変しました。
視線で、噂話で、面と向かっての言葉で、
ずいぶん傷つくこともありました。

でも、わたしだって縁のないことには
無知で、勝手な思い込みで、キツイ言葉を
吐いてしまうだろうと、不登校を経験する前の
じぶんの言動を思い出して理解できます。

結論から言うと、現在のバイトで出会った
ひとたちに話したことで劇的に
関係が切れてしまうようなことは、
起こりませんでした。

同期さんおふたりは、時折、
「すぎなさんは、とっても繊細なところが
 あるよね。守ってあげよう」
「なにか、あるんだろうね」
と、必死で取り繕うとしたり、元来の
負けん気の強いお調子者+人見知りの小心者
という妙な姿を見ながら、話してたそうです。

店長は、
「だって、僕の目の前にいるすぎなさんが、
 すべてです。過去がどうであろうと、
 関係ないです」
とオトコマエなことを言ってたのが印象的でした。

時々、あー、これ気をつかわれてるなあ、
と思うことはあります。
マウンティングで下っ端に入れられてるぜ、
と感じることもあります。

でもこれは、同じ不登校やひきこもりを
経験した方々と知り合って、いろいろなしんどさや
苦手なことなどを正直に話した時に、
「俺・わたしの方が上だ!」
と、態度が一変するひとたちがいたので、
「同じ痛みを知っているか否か」
よりも、
「そのひとの人間性によるもの」
ではないか、と思います。

従妹の名言、
「嫌がらせや嫌味を言われたら、
 いまのあんたがしあわせそうで、可愛くて、
 きらきらしてて、うらやましく見えるからだ。
 そう思え」
というのがあります。

心理学を勉強すると、なかなかうまいところを
突いてるな、と思いました。

「そういう相手には、もっとじぶんを
 磨いて綺麗に、堂々と、楽しそうに
 生きるのがいちばんの対処法」

と。しんどい時にはなかなか思えませんが、
頭の隅っこに置いておくと、元気のもとに
なります。

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